選び取るストレスを減らす

選択肢がないと、ストレスも減る。私たちが考えているよりも、選び取る行為はエネルギーを使う。私の日常の中で、シンプルに落ち着いている朝ごはんと、落ち着いていないワードローブを振り返ってみる。
朝ごはんは、マンゴーにヨーグルトをかけたもの+デカフェ紅茶。お腹が空いている時とマンゴーがない時は、シリアルかグラノラと牛乳+紅茶。毎日同じメニューで、考えるエネルギーを使わないのがいい。朝は流れ作業なので、早く食べられるのもいい。朝食べる物が決まっていると、買う物も決まってくる。
ワードローブは、なかなか上手くいってない。理想は、気に入ったコーディネートを3パターンくらい着回すこと。今は気に入ったコーディネートもなければ、余分な洋服も眠っている。だから、洋服を選ぶのに使われるエネルギーが心地悪い。洋服選びが楽しくないわけじゃない。今の私にあっている洋服とコーディネートがないから、ある物で「とりあえず」間に合わせている感が、残念。少なくても、毎日落ち着くコーディネートにたどり着きたい。特に、靴(サンダル)は早くなんとかしたい。
朝ごはんのように、何回か食べて、続かないなと思ったら直ぐに次のアイテムに変えらればいいのだけど、ワードローブは投資額が違うので、気軽に試したり変えたりできないのが難点かな。
呼吸みたいに、吸う息が広がって選択肢を試す時だとしたら、吐く息は地に足をつける時。選択肢を減らすことで安定させていく時。シンガポール生活がちょうど2年になった。そろそろ選択肢を減らしていかれる時期にきているのかもしれない。
2019-08-28 by
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