頭ではいいと理解しているのに、身体が拒否していることが続いた。
そのギャップに気が付かないフリをしたり、気のせいだと思いこもうとしたけど、でもやっぱり無理ということに。
言葉通り頭でっかちで、実体験が無効になっていた。
ある作家のメルマガみたいなのを購読して数カ月になる。
小説が好きだから、それ以外の文章も読みたくなって。
毎週アップされる軽いエッセイみたいなのを読むんだけど、なぜか読んだあとの居心地がいつも悪い。
内容が暗いわけでもないし、ちゃんとプロとして読ませる文書になっている。にも関わらず、必ず気分が悪くなる。機嫌が悪いし、付きまとう嫌な後味を振り落とすことなる。
どこか相性が悪いらしい。残念だけど、今月で解約しようと思う。
人気のインド料理屋に行った。
以前行った時、具合いが悪くなって、2日間ほど寝込んだことがあった。
インド料理は基本、科学調味料不使用だから安心していたのに。それからずっと行かなかったけど、夫が再度訪れた時に、スパイスだけ使ってることを確認してきたから、もう一回行ってみようということになった。
あの時具合いが悪くなったのは、何か他の原因だったということにして。
結果、やはり具合いが悪くなり、前回と同じように寝込んだ。
ほぼ2日間。科学調味料じゃなかったとしても、何かに反応している。
身体からのメッセージを無視して、頭がねじ伏せているとこうなる。
具合いが悪くなった説明がつかない。
根拠がない。そうゆうことを頭は排除したがる。理由もないし、「あるはずがない」状況は、無効にされたりする。
こんなことがいくつか続いて、頭と身体のバランスがちょっとずれていることに気がつく。
身体の声を聞くのは、バランスを取りたいとか、その方がいいからという、これまたマインド的な理由じゃない。ただ、その方が、心地良くて、無理がないから。
これは、身体の欲とか感情とは、また違った種類の情報に感じる。細胞一つ一つが出す信号みたいなもの。
理由も根拠もないけど、身体が示しているなにか。
待っている時は何も言わないで、こころ(や頭)の準備ができていない時に伝えてくることが多い、なにか。
ノーマークの、フツーのおじさんから発せられる幸せオーラで、こっちまで至福になったり、山積みになった商品の中から、これという品に迷わず手を伸ばせるのも、同じ身体センサーが働いている。
素敵なプレゼントを頂いても嬉しくなかったり、条件の良い話なのに、気が進まなかったり。
内側の情報が交錯している時、どれを採用するのか。
自分の軸を持って、自分の価値を大切にするって、こんなことだと思う。
少しの勇気をもって、身体からのメッセージを採用していく。
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