旅に出たくなる本

アーユルヴェーダ治癒院の工場見学。ハーブ抽出中

数年前から飛行機に乗る時間が増えたり、旅行に出る機会が増えるにつれて、旅行中に本を読んだり、旅行記を読む時間が増えました。今まで読んできた本で、旅に出たくなる気分が高まる本をあげてみます。

旅情熱帯夜 /
The Songlines  竹沢うるま —–
写真家竹内うるまさんが3年ほどかけて世界一周旅した記録。旅情熱帯夜は写真集。カラフルな写真とうるまさんの言葉が各地の濃い空気を蘇らせています。The Songlinesは写真がほとんどなく、旅の話と絡んでうるまさんのもっと個人的な体験が綴られます。2冊とも同じ旅を振り返るんですが、違う話が出てくるので内容はダブりません。

旅をする木 星野道夫 ——
初めて星野さんの本を読んだのは、子供のために買った「森へ」という児童書でした。その写真と言葉に惹かれて、旅をする木を読みました。美しく冷たい風景と生活の描写と、星野さんのアラスカと自然に対する暖かい愛情に包まれる。

グアテマラの弟  片桐はいり —–
はいりさんのエッセイの中では一番のお気に入り。観光客としてではなく、家族との関わりを通して見えてくるグアテマラの景色が楽しいです。はいりさんの自然体な言葉が心地いい。

いつも旅のなか 角田光代 —–
旅って、こんな風に力が抜けててもいいよねって、旅のハードルを下げてくれるエッセイだと思う。ガイドブックとか旅のマニュアルはハードルを上げてくるので、見ると緊張するけど、角田さんのエッセイを読むと、ふらっと旅に出かけたくなる。

流水りんこのアーユルヴェーダはすごいぞ〜! 流水りんこ —–
インドのアーユルヴェーダ滞在記。漫画なのでさらっと読めてしまいます。アーユルヴェーダ治癒院に去年行った後に読んだら、共感できるところもあって面白かった。

冷静と情熱のあいだ 江國香織、辻仁成 —–
これを読んで、イタリア、フィレンツェに行ってみたいと、ずっと思っていて、5年前にフィレンツェのドゥオーモに行きました。恋愛小説ですが、イタリアの風景の描写も素敵です。実際に見たドゥオーモも景色も小説で描かれていたそれを裏切ることなく素晴らしかったです。

ドゥオーモ
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