刺激的な美食とカラダのリアル

バンコクで美食が続いた後は、自炊で調整していく予定。MSGフリーチャレンジのかいがあって、滞在中は体調キープ出来ましたが、外食が続いたので体が疲れて、体重も増えていました。
食事と呼ばれる、一連の作業。食べたいものを選んで、口に入れて、咀嚼する。そこまでは意識的にする行為ですけど、その後は、カラダの作業なので、自分は関わっていないんですよね。これも美味しそう!あれも食べたい!もっと食べたい!の欲に流されて食べることに走ってしまった後の処理は、全てカラダ任せです。だいたいこんな時は、カラダの都合は聞いていません。
組織に例えると、機能していないトップダウンでしょう。上層部の理論と理想ばかりが先走りして、下層部の労力が追いついていかない感じ。これは、普段の生活でも、同じようなことは起こっているなと思うわけです。アイディアや目的を追い求め、取り入れたはいいけれど、現実が追いついていかないこと、多いです。新しいアイディアや情報は、楽しいし刺激的です。今はネットですぐに情報を手にできるお手軽さもあります。だけど、カラダの事情って、ずーっと昔から変わっていない。時間は1日24時間だし、夜になれば眠くなるし、ホメオスタシスで習慣が守られている。食べ物は口の中で咀嚼され、胃で消化される。

カラダを労わるって、カラダの事情と現実に耳を傾けて、歩調を合わせてあげること。食べたい食事と量を押し付けるのではなくて、カラダが望む質と量を与えてあげること。組織の上層部が、現場の声に耳を傾けて、対策をとるイメージです。お互いの体質と立場が違うので、歩み寄りには工夫とやさしさが必要です。上は(目的意識)フットワークが軽くコミュニケーションもハッキリしているので分かりやすいのですが、下(カラダ)は我慢強く抱え込むので、じっくり耳を傾けないと、現場の声が聞き取りにくいことも多いです。
食事を取り込むのは第五チャクラ管轄の口や喉で、食べ物を受け取るのが第三チャクラ管轄の胃です。第五チャクラが目的意識や意志を表現して、第三チャクラがそれを受けて行動すると見るなら、欲に走った食事を消化しきれないカラダとダブってきます。文句が聞こえてくる前に、カラダの都合でしばらく調整していきます。