アースデイとカイロスタイム

通っていたヨガスタジオがオンラインクラスに変わってから数週間。通う必要がない気楽さから、以前よりも参加が増えて、かえって調子が良いくらいになった。

食事はフードデリバリーもするけど、自炊がほとんどで、これもまた調子がいい。

クラスもセッションも、もともとオンラインだったから、家での活動に変化はない。

世界が逆さまに変わってしまって、知っている世界が消えて、想像できなかった景色が目の前に広がっている。

けど

封鎖状態下にいる個人レベルの生活は、今日と明日は、ほとんど変わらない。ニュースやネットで受け取る情報の波の水面下での日常は、淡々として、静かだ。

昨日と同じ環境と、1日24時間。

今まで同調していた早すぎる社会の速度が止まった時、忘れられていた自然のサイクルの音が大きく聞こえてくる。

カレンダーや時計(クロノス)に縛られなくなったとき、日の長さや季節の移り変わりの微妙な変化や、地球上の一生物としての身体感覚が目覚め始めるのを感じる。(カイロス)

一年以上もベランダに放置していたランが、今月になって花を咲かせ始めた。シンガポールは、メトロポリタンかつ熱帯雨林気候。自然のサイクルを感じにくいこの場所で、その向こうで流れている自然のサイクルを見つけて、久しぶりにこころがほころんだ。

自粛中の日本の空の下で咲く桜に、自然の流れを感じることができたと、連絡ももらった。咲き始める花や伸びる草木が、私たちの生命力とこころを同じようにふるえさせる。

今日の瞑想では、恐竜時代からの地上の移り変わりの映像をながめていた。シダが生い茂る緑の地球から、人類が誕生して、今に至るまで。人類が誕生すると、胸が急に苦しくなった。

普段の瞑想だったら、こんな壮大な映像は出てこないんだけど? と後から疑問に思ってたら、今日はEarthDay だったことを思い出した。

それからゆっくりヨガをする。いつもよりも余分な力が抜けていくのを感じる。

淡々と繰り返すアサナ。日常。

包み込む呼吸。カイロスタイム。

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