意味を丸覚えすると、応用が効かないタロットカード。
イメージでタロットカードの雰囲気を掴んでみましょう。
魔術師は、子供の頃にワクワクした夏休み第1日目
夏休みの前に出される宿題は、「夏休みの過ごし方」という1日の時間割を作ることでした。(その当時比)
月曜日から日曜日まで、朝起きてから、夜寝るまで。
早朝のラジオ体操から始まって、午前中は水泳教室。
家でお昼を食べた後は算数のドリルと、漢字の練習。
家事の手伝いもこなしながら、自由研究は7月中に終わらせる。
完全無敵な夏休み。
充実した毎日を送る準備はできました。
タロットの魔術師は、夏休みの時間割と、夏休みが約束する可能性を示してます。
ここまでが、魔術師の正位置です。
魔術師(逆)は、夏休みの計画倒れ
準備がととのって、これから輝くはずの未来を見据えている。
時間割を作りながら、規則正しく、充実した毎日を過ごすわたしの姿に満足する。
完璧なわたしをイメージすることは楽しい。
夏休み初日は、午前5時のラジオ体操にがんばっていくけど、
2日、3日すると、、、あれ?
身に覚えありませんか?
理想の夏休みと、現実の生活には、途方にくれるほどの距離があったりします。
あまりの遠さに怯えて、最初の一歩を踏み出すこともできなくなってしまったり。
夏休みも数日経つと、時間割の輝きはくもってきます。
「時間割は、結局1日も続かなかった、、、」
「輝くはずの毎日はどうしてこなかったの?」
希望と可能性に溢れる魔術師だけど、経験と実力はまだ持ち合わせてないんですね。
これから始めようとすることを、まだ経験してないのは、当たり前なんですけど、
始める前から分かったような勘違いは起こりがちです。
本を読んでわかった気になる。スポーツウエアを買っただけで運動した気になる。計画を立てた時点で終わった気になる。
わたしも痛いほど身に覚えがある🥲
詰め込み過ぎ、期待の大き過ぎも計画倒れします。

魔術師(逆)への対処法はあるの?
完璧な夏休みの計画だけでは、
朝5時に起きる理由や、苦手な算数のドリルに取り組む理由になりません。
やる気だけでは、カラダは動いてくれないからです。
そこで。
魔術師が出た時の心がまえの様な対処法を4つ挙げてみます。
特に逆位置への対処ですが、正位置にも当てはまりますよ。
経験と実力がないことをしっかり認識する
したことがないことをするのだから、経験ゼロ実力ゼロだという前提を自分に言い聞かせましょう。
知ったかぶり、分かったつもりな自分が出てきたら、全力で打ち消します。
一口サイズの計画に小分けする
具体的な行動を計画しましょう。
- 歯みがき後にアサガオの観察
- お昼ご飯前に、算数ドリル1ページ
- 友達と遊んだ日は、日記を書く など
ハードルの低い、小さな小さな達成感を積み重ねます。
やる気を待たない
夏休み初日の上がった気分は長くは続きません。
そんな気分が上がるのを待っていたら、いつまでもはじめられません。
やる気があってもなくても、淡々と行動しましょう。
カラダに伝わる言葉を使う
(いきなり意味がわからなくなった?)
カラダに伝わる言葉=カラダの反応が起こるアクションです。
カラダに通じる言葉を自分自身に使うことで、カラダを味方につけて、行動しやすくなります。
例えば、「15分」と頭の中で考えるのと、キッチンタイマー15分セットするのとでは、カラダの反応が違いませんか?
キッチンタイマー使い方のヒントはこちらにも書いてます。
ご褒美もカラダに伝わりやすい言葉ですね。

まとめ
夏休み初日のワクワク感と気分の上がり方は、
これから何かを始める
という魔術師と重なります。
逆位置では、やる気や理想だけが先走り、行動が伴わない状態や
盛りすぎによる計画だおれです。
どちらにしても、魔術師にはまだ経験と実力が伴っていないので、
何かが始まると同時に、
具体的な行動を時間をかけて繰り返すことが予想&期待されますよ。
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