香港で安心して食べられるMSG不使用レストラン

アジア圏内の食事は美味しいけど、化学調味料がてんこ盛りです。特に中華料理は、鬼門。美味しいアジア飯を食べたいのに、無添加レストランを探すことができないで、さまよってしまうことも多いのです。

そんななか、安心して食べられるレストランをご紹介。

1軒目は、ガイドブックにも載っている有名店。Lei Garden 利苑酒家。何軒かあるうち、カオルーン駅直結のショッピングモール、エレメンツ店へ行きました。

香港人とビジネスマンたちで賑わってます。

絶品土鍋ごはん
アスパラとホタテの炒め物

このほか、薬膳スープと中華風茶碗蒸しも美味しかったです。中華にしては、味付けがくどくなく、さっぱりなので、食べやすいです。

このLei Gardenは、シンガポールにも支店があり、飲茶が食べたい時に利用しています。シンガポールでももちろんMSGフリーです。香港店、シンガポール店ともに、MSGフリーとは書いていませんが、お店の方に聞くと、MSG不使用とのことです。私も今まで食後に具合が悪くなったことはありません。

Lei Garden エレメンツ店

2軒目は、The Night Market。台湾料理です。

ここも何軒かあるうち、LeiGardenと同じく、カオルーン駅直結のショッピングモール、エレメンツ店へ。

魯肉飯 るーろーはん
魯肉飯 るーろーはん

ランチセットメニューは、良心的なお値段、かつボリュームたっぷりでお得感あります。ご飯に煮豚とタレが乗っている豚丼、( 魯肉飯 )から、ヌードル系まで、何を食べてもほっとするお味。

ドリンクメニューも充実で、ホットかアイスか選べるものも多いです。私は金柑や、ロン眼とシナモンのホットを頼み、どちらも美味しかったです。メイソンジャーサイズなので、たっぷり楽しめます。

メニューにもMSG フリーと書かれています。安心して食べられると思うと、胃も安心するのか、食べすぎてしまうのが難点ですけど。

最後3軒目は、John Anthony。コーズウェイ駅から徒歩10分ほどのLee Garden Threeビルの中。

香港行きのシンガポール航空の機内誌で、このレストランがエコレストランとして紹介されていたのを読んで、ぜひ行ってみたい! と訪れることにしました。

機内誌の記事には、レストランの徹底したエコ文化が語られていました。厳選されたサステイナブルな食材はもちろん、残飯はコンポストへ、従業員ユニフォームは流通が終わってしまった在庫品を引き取って再活用、店内インテリアも廃材を使用、ベジタリアン対応などなど、どんなレストランなのか興味を惹かれ、早速予約を入れて、ランチへ。

エコやオーガニックを歌うレストランは、「意識高い」系な、ちょっと尻込みしてしまう雰囲気のところも多いのですが、(北カリフォルニアとかね)ここは、香港。インテリアもおしゃれでヒップではありますが、一人でも入りやすい、フツーにカジュアルな雰囲気です。

豊富なメニューの中で、ランチのコースメニューをオーダーしてみました。

おしゃれなプレゼンテーションの卵
蒸しぎょうざ
四川料理、山椒と唐辛子が効いた白身魚の炒め物

広東料理から四川料理までのメニューはバラエティが多くて、ランチコースも、いくつかのチョイスから組み合わせることができます。メインの四川料理の魚は、食べられる範囲ギリギリの辛さでしたが、奥行きのある辛さのうまみというものを初めて体験した気がしました。

こんなにエコに徹底していて、お料理もとても美味しいのに、「すごいでしょ」という圧力が全く、サーバーさんたちもフレンドリーでした。

旅行中は、気が緩みがち、大きくなりがちです。(胃も同じく。)いつもは食べないような料理を食べたり、人気店でご当地メニューを食べたくなったりするものです。それを楽しめているうちはいいのですが、慣れない食にカラダがつかれてくると、元気もでません。

初めての香港旅行では、庶民的な「食堂」でワンタン麺を食べたり、マーケットで買い食いをしたりと、食欲の赴くまま行動した結果、正露丸のお世話になりました。そのうえ風邪もこじらせて、滞在最後は辛かったです。すべてが食生活の乱れとは言いませんが、暴飲暴食の影響は無視できないです。

食べることが好きなので、美味しそうなレストランや並ぶ屋台を素通りするのは簡単ではありません。ですが、体調がよいと、結果として旅行全体を楽しめることが経験からわかってきているので、できるだけカラダに負担をかけない程度、かつその土地の食事を楽しむという微妙なバランスを探り続けます。

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