ニューヨークでハーブ店めぐりDay2続き

前回はこちらまで

The Alchemist Kitchenから歩いて10分くらいのところに、次の目的のショップ、Flower Powerがあります。魔女の部屋に足を踏み入れるような高揚感とドキドキ。

小さいお店の壁には圧倒のハーブ棚。

アロマオイルやエキスが並びますが、一番充実しているのが、フラワーエッセンスです。バッチはもちろん、FES、Alaskan Essenceや初めて目にするブランドの、Green Tara Flower Essenceが置いてありました。レファレンスも置いてあり、その場で必要なレメディを探すことができます。ここまでフラワーエッセンスが置いてあるショップは見たことがありません。最近はホールフーズも、レスキュー以外のレメディが置いてあるお店が少なくなりましたし。

ハーブショップ番外編

Flower PowerとThe Alchemist Kitchen から徒歩軒内の、おしゃれなショップが並ぶSOHO地区に、サンタマリアノベラもありました。元祖薬草店です。フィレンツェの本店と同じく、お高く、入りにくい雰囲気を醸し出していますが、店内のグッズは、パッケージングから香りまで、どれもこれも素敵なものばかりで、ため息。

ハーブ店をめぐって感じたこと。ハーブは薬草。最近は心身健康のの為として使われることが多いですけど、魔除けなど儀式の為に使われてきた歴史も長いのだと気付かされます。

信仰と体とアートがまだ一緒だった頃から人々の生活に深く根付いている薬草。ハーブが人々の生活にどんな風に関わってきたのか考えるだけでワクワクします。

話はそれますが、今回3店とも取り扱っていたのが(サンタマリア以外)、パロサントという南米産の木でした。儀式の為に使われる聖木で、浄化力が強いのが特徴らしいです。火をつけて、煙をまくといい香りがします。セージと同じ感じですね。店にセージは置いてなくても、パロサントは置いてあったので、最近の注目株のようです。ですが、調べてみたら絶滅危惧種指定なので、購入するときは、倒木から採取されたサステイナブルなパロサントを選ぶなど、各自の判断が必要だと思いました。

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