NYメトロポリタンミュージアムで刺激を受ける

熱波に見舞われるニューヨークの週末。暑さから逃れるためにもメトロポリタンミュージアムで過ごす。
エジプトから近代アートまでメジャーなアートは何でも揃っていると思われる巨大なミュージアム。美しくディスプレイされた美術品をこれまた美しい空間の中で鑑賞出来る贅沢。
濃い美術品が何万?と並んでいるので、とうてい消化しきれるものではなくて。アートに詳しいとか好みが決まっていればフォーカスしやすいかもしれないけど、それがない私は圧倒されてしまう。
そんな中で、スケッチをしている人たちを見かける。大きな美術館だと、時々いるよね。与えられた環境を、自分なりに切り取り、編集する作業。アートを消化して、副産物?を生み出す創造。何でも循環は不可欠だな。今日は荷物になるのが嫌でカメラを持ってこなかったのを後悔。携帯で撮ることになる。

消費消化はエネルギーを消耗させるけど、循環はエネルギーを作り出す。
アートに限らず、自分はそこに何を見るのか。与えられた環境や状況はそれ以下にも以上にもならないけど、どこを切り取り、編集していくかは、決められる。それが与えられた聖なる創造性か。

この方たちがリアルタイムで何を見て、どんな風に編集しているのか見てみたいなと眺めたり、後ろからチラッと覗いたり。過程はいつも刺激的。
2019-07-21 by
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