ジョーのパパイヤとハワイ島パパイヤ

自宅に戻ると、大家さんの庭で採れた頂きもののパパイヤがありました。フィリピン出身のお手伝いさんのジョーが庭で育てているそうです。食べてみたら、甘くてすごーく美味しい。近所のお庭で育ったと思うと余計にありがたく思えます。

この近所でも、パパイヤやジャックフルーツの木を庭先で見かけます。ランブータンもバナナの木もあるなぁ。さすが南国。ハワイにいた頃、パパイヤを自然農法で育てるのは難しいと聞いたことがあります。シンガポールで育てるのはどうなんだろう。

ハワイ島東部のカポホにステイした時はファーマーズマーケットで地元のパパイヤを買って食べるのが楽しみでした。カポホはパパイヤの産地で、サンライズとカポホソロと呼ばれる特産品があります。日本人農家さんのお店もあり、大きな市場には出回らない、素朴だけど熟れて美味しいパパイヤが並んでいるのは豊かな光景でした。

去年(2018年)の大規模な火山噴火で、パホアとカポホ地区は大きな被害にあわれています。ニュースを見た時は、その光景が信じられませんでした。あのパパイヤ畑は? マンゴーが連なる道は? シュノーケリングをした入り江は? 考えただけで胸が締め付けらる。

普段ストアから買ってくるパパイヤを食べていても、ハワイ島のパパイヤを思い出すことなんてなかったけど。大切に育てられた食べ物は共通する想いでつながっているかもしれないな。

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