自分の味方になる

リーディングの中で、自分の味方になるという話が出ました。自分の味方を紐といてみると。1自分の声に耳を傾ける 2同意する。3行動に移す。の3つのステップがあるのではないでしょうか。

最初の、自分の耳を傾けるは、簡単に聞こえて、実はそう簡単ではないです。以前のリーディングで、家族の食の好みを優先し続けてきた結果、自分が何を食べたいかもう分からないとおっしゃった方も。日本人としては、周囲の意見や空気への優先が求められ、個人が失われがちです。女性としては、子供がいるいないに関わらず、他者の気持ちを汲み取る能力が備わっているので、意識しないと、他者の希望が自分のそれとすり変わりやすいです。

自分の声が聞こえたとして、それに同意できるかは、また別ステップです。今日は疲れてて体調が不安定との声に気がついたとしましょう。すると、気のせいだよ。でも今日はこれをやらないと。なんで私は疲れやすいんだろう。もっと動けるはず。などの会話が頭の中で始まったりします。だいたいこの声は、最初の疲れているの訴えを否定、または上書きします。

ここでは、私、疲れているんだ。とただ同意してあげるだけです。この声は、私、好きなんだ。嫌いなんだ。やめたいんだ。欲しいんだ。かも知れません。

自分の声に耳に同意した後は、行動に移します。疲れていたら、夕食を作らないで寝ることかもしれません。本当に行きたいところを伝えることかも知れません。好きな洋服を買うことかもしれません。

自分の味方でいるのは、自分を大切にするのと同じです。自分の意見を知って表現するのは、わがままとは違います。自分を大切にすることを知らないと、本当の意味で他者を大切にすることもできません。

まずは、自分が何を言いたいのか、じっくりと耳を傾けることから。

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