タロット・自由に描く夢とは

例えば自分が入りたかった学校や付きたかった仕事に子供が進むよう努力させたりするように、持てなかったステータスがコンプレックスとなって、判断や努力の動機となることがある。

手に入れたかったのは何だろう。学歴、経済的な豊かさ、社会的地位?多分どんな理由でも、社会的な安全保障につながっている。

コンプレックスを努力で乗り越えたり、当初の夢を手に入れることは可能かもしれないし、それも選択肢の一つだ。

もう一つは、手に入れられなかった何か、敗れた夢、コンプレックスそのものを手放してしまう選択。これはスピリチュアルな選択肢とも言える。

苦悩や執着から生まれた動機は、さらなる苦悩と執着しか生まない。努力して克服して手に入れたステータスは、ゆがんだ自分像を肥大させる。

敗れた夢や後悔から自由になることで、今自分に与えられている選択肢が全く違って見える。苦悩と執着の支配なしに自由に思い描く夢は、どんな風に描かれるのだろう?

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