理想の瞑想場所

ホテルやエアビーにチェックインしてから、3つの場所をまず決める。
- 瞑想場所
- オンラインワーク場所
- ヨガマットを広げる場所
1. 瞑想場所は、最適な椅子かソファーを決めて、場所を探す。決められた空間の中で、座って目をつぶり、落ち着ける場所を見つける。
2. リーディングとクラス、その他オンライン作業用の、ラップトップを開くワークスペース。エアビーだと、ワークスペースがダイニングの隣だったり、ダイニングテーブルそのものだったりすることも。作業だけならそれでもいいのだけど、ドアを閉めて、静かな空間が必要なので、寝室にすることが多い。
デスクをどうしようか悩んでいる時に、アイロン台(アメリカ式の高さがあって、大きいやつ)が、狭い空間にもフィットして、高さも調整できるワークデスクに使えることに閃いて、使ってみたら、使い心地がとてもいい。大抵どこのエアビーやホテルにもアイロン台はあるから、ワークスペース設置の心配が減った。
3. 瞑想の椅子やワークスペースと違って、マットを広げる時だけ周囲の物を動かして、場所を確保。オンラインクラスを受けるタブレットとの位置も考える。
重視するのは瞑想場所。あとの二つは、なんとか機能してくれればいいって感じなんだけど、瞑想する場所は、しっくりくる時とそうじゃない時の差が大きい。
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自宅では、ワークスペースと寝室に瞑想専用椅子を置いている。専用椅子は、座る→目をつぶる、とプログラムされているので、瞑想に入りやすい。瞑想は、座って目をつぶるまでが一番難しい。そこまでできるだけ簡単に、抵抗を少なくもっていかれるような環境を作っておくことが、瞑想を続けられる一番のコツだと思う。
よく受ける質問。
「ベッドで横になりながら瞑想していいのか?」
いけない決まりはありません。でも、難しいと思う。一般的にベッドに横になるのは寝る時だと体が覚えている。リラックスして眠りにつきたい体の反応に逆らって瞑想しなくちゃならない。時間のすきまで、疲れている体が雑念にまみれながら瞑想するためには、ベッド以外の決まった瞑想場所があるほうが、体も意識も、瞑想スイッチがオンになりやすい。慣れないうちは、特に。
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今月滞在しているエアビーは、どの瞑想場所も椅子もしっくりこない。クローゼットに押し込まれていた椅子をどこに置いても落ち着かない。とってつけたような瞑想空間で目をつぶるのに、普段よりも少しだけ努力がいる。
理想は、生活の中に溶け込んでいて、最小の抵抗と努力で、ふらっと座れる場所。
とは言っても、瞑想の一番の魅力は、何もいらないこと。どこでもできること。
寝る場所が変わっても、移動距離が長くても、目をつぶるだけ。
だったら、どこでも同じように目をつぶれるようになるのが、究極の理想か。
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